この間、近くを歩いていたら、
お母さんと一緒にお出かけの様子の2歳くらいの女の子が

「も~お!つ~か~れた!」とダダをこねていました。

小っちゃい子でも、もう歩きたくない、キツイという感情と
疲れた」という言葉を、なんとなく理解しているんですねえ。

1日に何度も聞いたり、言ったりする「疲れた~」という言葉ですが、
正しく理解して、適切な対処をしないといけない「心身の大事なサイン」でもあります。

これから3回に分けて、
疲労」との正しい向き合い方(?)😅💦をご紹介していきます。

まず「疲れたな~」というのは、「これ以上続けると、心身に悪いですよ~💦」という人間の生体の「警報」のようなものです。
痛みや発熱が赤信号だとしたら、黄色信号のストップサインといえるかもしれません。

疲れたなあ~というときは、
「身体がツカレタ~」というとき、「気を遣ってツカレタ~」というとき、パソコンなどの作業で「神経がツカレタ~」という場合がありますね。

日本疲労学会の定義では、
「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」とされています。
独特の不快感…💦
休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態…💦
つまり…
「もうこれ以上続けたって、体もきつくて動かないし、なんだか考えても良いアイディアが浮かばないですよ。
一休みしなきゃ!」と身体が要求しているのですね。

身体で感じる「疲れ」としては、目のかすみ、頭痛、肩こり、腰痛などのコリや痛みとともに、
動作がゆっくりになり、活動量が落ちることがあります。

気をつけないといけないのは、「思考能力」や「刺激に対する反応」が低下してしまうことです💥
注意力や集中力が落ちて、とっさの判断もできにくくなるので、車の運転などは大変危険です。居眠りもしそうですね😨

「あ~ツカレタ」と口ぐせのようになってしまい、これくらいなら…と無理をする人も多いのですが、
このように「疲れたな…」というのは、自分の生命維持のための警報と知って、
ツカレタサイン」を見逃さないことが大切です。

次回は、正しい疲れの原因と対処法をご紹介しますね✨